KJ直焔式脱臭装置（TO）

装置の特徴①フレームシリンダー

リング状のフレームシリンダー構造により火炎とプロセスガスを完全に混合
バーナはガス、オイルともに対応可能
高温の火炎により、プロセス中のVOC、臭気成分を瞬時に昇温
滞留時間を十分に確保し高い脱臭性能を実現

装置の特徴②KJチューブ式熱交換器

高温側に溶接面がなく、高い耐久性を実現
ダスト閉塞に強く、特にシリカダストが多いプロセスでの採用実績多数
スートブロワを設置することにより長期安定運転を実現
接触効果の高い波型形状チューブにより効率的な熱交換が可能
高温熱伸びを考慮したチューブ固定構造を採用

装置仕様

• 脱臭性能 99%以上可能
• 熱交換効率 最大70%
• 最大風量 最大1,200Nm3/min可能
• 処理物質 ほぼ全てのVOC、臭気成分(HCN, NH3, H2S処理可)

特長

• 当社独自のフレームシリンダー機構により高い脱臭性能を実現
• 脱臭装置用に開発されたKJチューブ式熱交換器を採用
• 有機シリコンやタールなど不純物の多いプロセスガス処理に対応
• 各種安全装置を備えた自動運転制御
• 蒸気・熱媒・熱風などの廃熱回収利用
• 定期点検等メンテナンス、納入後のサポート対応（オプション）

対応プロセス

• 炭素繊維：PAN系炭素繊維工程
• 印刷関係：グラビア印刷・ラミネート・壁紙印刷工程
• 接着剤関係：フィルム・粘着テープ・電子基板工程
• 塗装関係：カラー鋼板・金属缶印刷工程
• その他、様々なVOC、臭気プロセスに対応可能